【施工事例】栃木県宇都宮市 産業用屋根上太陽光 AC66.6kW / 高さ制限2.1mをキャタピラ型高車で克服
建物条件と課題:高さ2.1mの壁と「極小」設置スペース
本案件では、標準的な工事手法が通用しない2つの大きな制約がありました。
搬入・揚重の制約
PCSやトランスの設置場所、および架空配線作業を行うエリアが立体駐車場の先に位置しており、通路の高さ制限が2.1mとなっていました。通常のトラックや高所作業車(全高約2.5m〜)では進入できないという物理的障壁がありました。
設置場所の密度
トランス設置予定地が非常に狭く、さらに境界フェンスの取り付けも同時に行う必要がありました。施工誤差が数センチ発生するだけで、設備が収まらないというシビアな状況でした。
プロジェクト概要
| 項目 | 内容 |
| 場所 | 栃木県宇都宮市 |
| 容量 | AC 66.6kW / DC 100kW(パネル160枚) |
| パネルメーカー | Trina Solar (TSM-NE19R) |
| 工事範囲 | 構造検討・搬入計画・電気工事(トランス/PCS設置)・架空配線・連系 |
設計・施工の工夫:特殊車両の選定と「技術」による解決
1. 制限をクリアする「キャタピラ型高所作業車」の運用
高さ制限2.1mを突破するため、キャタピラ型高所作業車を戦略的に投入しました。これにより、立体駐車場下を安全に潜り抜け、奥まったエリアでの架空配線作業および屋根上へのアクセスを可能にしました。現場環境に合わせた柔軟な機材選定をおこないました。


2. 狭小地における「極限の墨出し」
トランス設置とフェンス施工が重なる狭小エリアにおいて、施工品質を左右する「墨出し(位置決め)」に最大限の注力を行いました。
干渉回避
構造物と設備の距離をミリ単位で計算し、境界フェンスとの干渉を完全に排除。
最適レイアウト
限られたスペースの中で、放熱効率と将来の点検作業を両立させる配置を実現しました。
施工中の配慮:安全第一と確実な連系
徹底した安全管理
特殊車両の運用にあたり、低車高機材の特性を活かした安全な作業動線の確保を徹底しました。
現場適応力
搬入経路に制限がある中でも、架空配線から連系までを一貫して自社管理。複雑な現場環境下でも、電気代削減という本来の目的達成に向け、確実な工事を行いました

FAQ:よくあるご質問
Q:搬入経路に高さ制限がある場所でも、太陽光の設置は可能ですか?
A: 可能です。 今回の事例のように、2.1m程度の制限であれば、特殊な低車高機材やキャタピラ型高車を選定することで対応できます。事前の現地調査にて、最適な機材とルートをご提案します。
Q:トランス設置場所が非常に狭く、境界ギリギリなのですが大丈夫でしょうか?
A: 狭小地こそ技術の見せ所です。フェンスや既存構造物との位置関係を精緻に計算し、法令を遵守した上で最適な設置を行います。
お客様へのメッセージ
私たちは「安全第一」をすべての作業の土台としています。
高さ制限や狭小地といった物理的な課題は、施工のプロにとって知恵の見せ所です。宇都宮市でのAC66.6kW案件のように、条件が厳しい現場こそ、当社の確実な設計・施工力が活きます。どんな現場条件でも、安全かつスピーディーに太陽光発電の導入をサポートいたします。