【施工事例】埼玉県比企郡 | HUAWEI製蓄電池を採用した系統用蓄電所
埼玉県比企郡にて、2026年4月から2026年6月にかけてHUAWEI製蓄電池を採用した系統用蓄電所の施工を行いました。狭小地という制約がある中、協力会社との入念な打合せを重ねたことで、予定通りに工事を完了することができました。
施工概要
| 蓄電池メーカー | HUAWEI |
|---|---|
| 施工ジャンル | 系統用蓄電所 |
| 工期 | 2026年4月〜2026年6月 |
| 現場名 | 埼玉県比企郡 |
| 事業目的 | 卸電力市場(JEPX)タイムシフト、需給調整市場(一次〜三次調整力)、容量市場 |
| 主な工夫点 | 狭小地での施工順序調整、商社連携による配線仕様の確認 |
本案件の課題
課題1:狭小地における施工計画
現場となる敷地は面積が限られており、大型機器の搬入や据付作業のスペース確保が容易ではありませんでした。系統用蓄電所は筐体自体が大型であることに加え、受変電設備や配線工事など複数の工程が並行することも多く、施工順序を誤ると工程全体に遅延が生じるリスクがありました。



課題2:HUAWEI製蓄電池の初施工
当社にとって、HUAWEI製蓄電池を用いた施工は今回が初めてでした。メーカーごとに求められる配線仕様や接続方式には違いがあります。仕様確認を怠ると、後工程での手戻りや工期遅延につながりかねません。
対応内容
上記2つの課題に対し、当社は以下の対応を行いました。
協力会社との打合せ回数を増加
狭小地での施工となるため、協力会社との打合せをいつも以上の回数で実施しました。
搬入経路、資機材の仮置き場所、各工程の着手・完了タイミングなど、細部にわたるすり合わせを重ねることで、限られた敷地内でも作業動線が交錯しないよう調整しました。

商社との連携によるHUAWEI製品の仕様確認
HUAWEI製蓄電池を扱うのが初めてであったため、商社と連携し、必要な配線種をはじめとする技術仕様を事前に一つひとつ確認しました。不明点をその都度解消しながら工事を進めることで、施工途中での仕様齟齬を防ぎました。
施工結果
入念な事前打合せと商社との連携により、2026年4月から6月の工期内で予定通り工事を終えることができました。狭小地という制約や初めて扱うメーカーという不確定要素があったにもかかわらず、遅延なく完工することができました。
本案件は、卸電力市場でのタイムシフト、需給調整市場、容量市場という複数の収益源を見込む系統用蓄電所です。今後の安定運用に向けた土台が整いました。


よくある質問(FAQ)
Q1. 系統用蓄電所とはどのような設備ですか?
送配電網に直接接続し、電力の充放電を行うことで電力需給の調整や市場取引に活用される蓄電設備です。卸電力市場や需給調整市場、容量市場など複数の市場への参加が可能です。
Q2. 狭小地でも系統用蓄電所は施工できますか?
はい、可能です。本事例のように、施工順序や搬入計画を関係各社と綿密に打合せすることで、限られた敷地条件でも計画通りの施工が実現できます。
Q3. HUAWEI製蓄電池を採用するメリットは何ですか?
グローバルで実績のあるメーカーの製品であり、系統用蓄電所向けの大容量ラインナップを有している点が特徴です。ただし配線仕様など施工要件はメーカーごとに異なるため、事前の技術確認が重要です。
Q4. 需給調整市場や容量市場への参入にはどのような準備が必要ですか?
蓄電池本体の性能に加え、系統連系設備や制御システムが各市場の要件を満たしている必要があります。事業目的に応じた設計段階からの検討が求められます。
Q5. 施工を依頼する際、事前にどのような情報を準備すればよいですか?
現場の敷地条件、採用予定の蓄電池メーカー・型番、参加を予定している市場(JEPX、需給調整市場、容量市場など)をお伝えいただくと、より具体的なご提案が可能です。
系統用蓄電所の施工はお気軽にご相談ください
系統用蓄電所は、敷地条件やメーカーごとの仕様、参入市場の要件など考慮すべき点が多岐にわたります。狭小地での施工や新規メーカーの採用をご検討中の方は、ぜひ一度当社にご相談ください。
